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ピロー包装機の導入に補助金は使える?

補助金を利用してピロー包装機を導入するメリット

補助金は国や地方公共団体から支給されるお金で、期間内に申請し、審査や資格といった条件をクリアすれば受け取れます。補助金は一部返済が求められる制度を除き、基本的には返済不要です。助成金も似たような制度ですが、補助金のほうが金額は大きくなります。

助成金より適用される範囲が広いため、ピロー包装機の購入を検討する際、資金面で助けられるでしょう。審査をクリアしたという事実は、将来性と信頼性の裏付けにもなるのです。

補助金を利用してピロー包装機を導入するデメリット

補助金は、申請すれば誰でも必ず受け取れるとは限りません。補助金は予算が決まっているため、なくなれば条件を満たしても受け取れない場合があるのです。

時間と手間がかかる点も無視できません。申請のために準備や手続きが必要です。審査をクリアしなければ当然受け取れません。支給も即時ではなく、3ヶ月以上かかることもあります。

ピロー包装機の購入に活用できる補助金・助成金

ピロー包装機の購入で認められる補助金や助成金は複数あります。基本的には、機械購入のために認められる内容です。いくつかご紹介します。

ものづくり補助金

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金は、令和2年3月10日にスタートし、通年公募の補助金です。中小企業を対象に、生産性の向上に役立つ革新的サービス開発や試作品の開発や生産プロセスの改善のための設備投資を支援します。ピロー包装機は、生産プロセス改善に役立つため、補助金の対象になるのです。

サポイン事業(成長型中小企業等研究開発支援事業)

令和4年度からサポイン事業及び、サビサポ事業が統合されてできたのが、成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)です。日本経済の持続発展のためには、中小企業が基盤技術やサービの高度化が大事という観点で設けられました。大学や公設試等の研究機関と連携して実施する研究開発について支援してくれます。

中小企業経営強化税制(経営強化法による支援)

中小企業や小規模事業者を対象とした支援です。経営力向上のために、人材育成や財務管理、設備投資のような取り組みを経営力向上計画として作成し、事業所管大臣に申請し、認定されると受けられます。即時償却や各種金融支援を受けられるのが特徴です。補助金や助成金制度とは少し異なりますが、ピロー包装機は設備投資に当てはまるため助かるでしょう。

中小企業投資促進税制

中小企業の生産性向上を図ることが狙いです。中小企業経営強化税制と同様に、補助金や助成金とは少し異なります。一定の設備投資をすると、特別償却30%または税額控除7%の適用を認めようという措置です。対象設備が機械及び装置が1台160万円以上といった条件があります。資本金3,000万円超の中小企業でも、30%の特別償却を受けられます。